2015年7月26日日曜日

【アストンマーティン/DBS製作記】ボディ(下地~マジョーラ~研ぎ出し)【その1】


こんばんは「しん三等兵」です

そういえば最近、めっきりキャラクターモデルを作っていいことに気づきました

本当は、年初にプレゼントでもらったガンプラがあるのですが、全く手を付けていないです

理由は簡単で、単なる現実逃避です
詳しくはそのガンプラを組み立て始めたときに説明します


さて、今回は「アストンマーティン/DBS(タミヤ模型 1/24)」を作っていきます

製作2台、塗装1台の依頼製作をはさんで久しぶりの自分のための模型製作です
(トムキャットも自分のための製作ですが、あれは習作の意味合いが強いので)

今回のアストンマーティンに関しては自由に楽しく作っていこうと思っています


その前に、フェラーリやポルシェに比べて知名度が高くないので、一応、アストンマーティンアストンマーティン/DBSについての予備知識を

アストンマーティンは正式名称を「アストンマーティン・ラゴンダ」というイギリスに本社を置く老舗の高級車メーカーです(ただし、今はフォードグループ傘下にあります)

アストンマーティンは有名映画007シリーズボンドカーを多く提供していることで有名です
DBSも「007 カジノ・ロワイヤル」にてボンドカーとしてデビュー、次作の「007 慰めの報酬」でも活躍しています


さて、今回このキットを選んだ理由ですが、いくつかありまして・・・

1.単純にアストンが好き
なかなかここまで美しい車は無いのじゃないかと個人的に思ってます

2.製作作業にストレスを感じ無いものを
トムキャット製作と同時進行になるので、超高難易度のものを避けました
タミヤのキットの中でも完成度と組み立て難易度のパフォーマンスが抜群なのがこのキットでした

3.特殊塗料の試噴き
今回はボディに特殊塗料を噴く予定で、塗装の段取りを取りやすいキットを選びました

なぜ、段取りがとりやすいか・・・それは、前に一度作ったことがあるからです

完成後すぐに人手に渡りました
下の写真がその作品です

ま、そもそもその人のために製作したので良いのですが、当時の自分の設備・技術にしてはなかなかの出来でしたので、若干惜しい気持ちもありました(笑)

そんなわけで今回の製作に至った訳です


では、今回の課題を確認します

1.前作の反省点である塗装の精度を上げる
2.特殊塗料の塗装

この二点

1.は、前回はエアブラシが無かった為に筆塗りになってしまった部分の筆ムラが酷かったので、今回は極力筆塗りを避けて、マスキングとエアブラシで対応し、均一な塗装面を実現します

2は、このためにエアブラシを買ったといっても過言ではない特殊塗料の塗布に挑戦します

今回使う特殊塗料は「ウエムラ塗装店 マジョッコ グリーン⇔パープル」です


見る角度によって色の変わる、いわゆる偏光塗料です

塗装は塗布後に色合いを確認しながら行うので、偏光塗料のように条件により色合いが変わってしまう塗料はかなり難しいと思われます
 とりあえずチャレンジです


 では開始

相変わらずの手順無視、ボディから手を付けます
まずはパーティングライン(以降PL)処理から

DBSのPLは以下の写真の位置にあります



こいつを800番のペーパーで落とします
ちなみに、フロントバンパーやボンネットなどは別パーツですが、特に処理しなければならないレベルのPLはありません

PL処理後に黒サフ(Mrフィニッシングサーフェイサー1500ブラック)で下地作り

1500番~2000番のペーパーで傷を整えて、下地の黒(Mrカラー ブラック)を噴きます

その後、一部にマスキングを施していよいよ本塗装
マジョッコを噴き付けます


マジョッコの説明書き通りに原液そのままをエアブラシに入れて噴き付けました
(エア圧:0.04MPa トリガー:4割開きくらい)
この時点ではムラの確認は難しいです

本塗装後、今度はトップコートとしてクリア塗装(Mrカラー クリア)を行います


クリアにラッカーを選んだのは、ラッカーのクリアが一番透明度が高いと感じているからで、実際はウレタンや水性でも良いんじゃないでしょうか?試してないので保障できませんが

クリア後、研ぎ出し~磨き(研ぎ出し~磨きの手順は前回長々と説明したので省略します。気になる方は 【トヨタ/アルテッツァ製作記】色々すっ飛ばして完成【その2】を確認してください)

研ぎ出し~磨き終了後は洗浄してマスキング
窓枠とリアモールド(Mrスーパーメタリック メッキシルバーNEXT)とエンジンルームの一部(タミヤカラー エナメル ジャーマングレー)を噴き付けます


筆塗りでもそうですが、エアブラシの場合は特にマスキングの作業が多くなります
乾燥時間>マスキング作業時間>>塗装時間
これが塗装の基本です
地味な作業ですが、ミスはしたくないので確実に行います

今回はこの辺で

次回は外装の完成、エンジンの事まで書けたらいいなーと思います

ではでは



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