・・・かなり久しぶりの更新です
言い訳をしますと、2月は色々あったんです
体調不良、小説の新刊、車検の申し込みetc...
でも、実のところの一番の理由は後述する作業が今回最も精神クラッシャーだったことです
何度も失敗しそうになり、何度もくじけました・・・しかし、その度に立ち上がりました!
いや、かっこよくまとめましたが単純にめんどくさかっただけでした
スミマセン
そんな感じでしたが、作業がひと段落したのでやっとUPできる所まできました
では今回もRed Bull Racing Renault RB6製作開始です製作開始です
さて、今回はまずパールの塗装からです
番外編(塗料)で解説したパール塗料を使います
使ったのは「GSIクレオス Mr.クリスタルカラー サファイアブルー」です
今回のRed Bull Racing Renault RB6用に調達した色です(他に中々使い道が思い浮かばないので、今後いつ使うか検討中です(笑))
こいつを前回青を塗った上からエアブラシで噴き付けていきます
完全に個人のやり方の問題ですが、私の場合、パール系の塗料はエア圧を下げて広噴きでふんわり噴き付けます(具体的にはエア圧0.07MPa、0.3口径のエアブラシのトリガーをいっぱいまで引きます)
多少塗料を無駄にしますが、その方がパールの密度を調整しやすい気がするのです
噴き付けたらこんな感じ
・・・伝わりづらい(笑)
輝きは写真では伝わりづらいですね
そんなわけで比較
右がパール噴き付け前、左が後です
大分雰囲気が変わりますね
さて、パールの噴きつけが終わったらデカールシール貼りです
デカールシールとは、薄いビニールフィルムに印刷されたシールのことで、通常のシールよりも凹凸が目立たないのでこういったスケールモデルでは一般的なシールです
ただ、あまりにも薄いため破れやすく、普通のシールとは違う貼り方をします
ちなみに、今回のキットに入っていたデカールは水転写式デカールでした
一応、貼り方を解説します
まず、台紙から貼りたい部分を切り抜きます
このとき、シールを破らないように慎重に少しずつずらしながらはがします
それをパーツの上に貼り付けて、水分を綿棒などで取り去ってやれば出来上がりです
補助道具として、曲面にフィットするようにでカールをやわらかくするマークソフターと、糊の追加用にマークセッターって言うものがありますので、それらを駆使して貼り付けていきます
いや、貼るのは良いんですが、この手のレーシングカーのデカールの枚数はちょっと異常ですよ・・・
ボディに貼るもの全部貼るのに2日かかりました
デカールが終わったらクリアを噴いていきます
ただ、今回はデカールがあることと、テロッテロのツヤを目指す為に研ぎ出しを行うという条件があるため、ちょっと慎重に進めていきます
まずは第1層目
第1層目は砂噴きで噴き付けていきます
砂噴きとは、下の塗膜やデカールなどを侵さないようにしながら保護膜を作る噴き方で、エアブラシと塗装物の距離を離して、半分乾いたような状態で噴き付ける方法です
2日間乾燥
保護膜を作ったら第2層目
2層目はこの後の作業も考えて少し厚めに噴き付けていきます
5日間乾燥
塗膜が硬化したことを確認したら中研ぎを行います
1000番くらいの紙やすりでデカールの縁を集中的に削ってシールの段差を薄くしてきます
ここはすごく慎重に行わなければならない作業で、削りすぎてしまった場合、シールに傷がついてしまうかもしれませんので細心の注意をはらいます
中研ぎ終了後、第3層目
ヤスリ傷を埋める感じで
ちょっとツヤも意識しながら
ラスト、第4層目
ここで満を持して「しん三等兵特製 超遅乾クリア」でツヤ仕上げに!
(乾燥を遅くする調整のされたクリアで、乾燥が遅くなるとツヤが出やすくなります)
ここまでの完成状況がこちら
わかりにくいかもしれませんが、梨地のような状態、プラモではよく柚子肌なんてい方をしますが、まさにその状態です
1週間乾燥
そして最終仕上げ
研ぎ出しです
この柚子肌状態の塗膜を鏡面まで持っていきます
とりあえず、工程は以下の通り
紙やすり1000番→1500番→ラプロス(研磨材)6000番→ラプロス8000番→コンパウンド細め→コンパウンド仕上げ目
紙やすりと、ラプロスは水研ぎでヤスリがけします(水研ぎは利点が多いのですが、説明はまた今度)
最後にコンパウンドを洗い流して終了
疲れました・・・塗膜を壊さないように慎重に、ひたすら磨く、磨く、磨く・・・
しかしそのかいあって顔が映るレベルの鏡面仕上がりです
兄の希望通りのテロッテロ具合です
ここまでくれば後はもう完成したも同然です
次回はサスペンションアームあたりをやります
では、今回はこの辺で

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