2015年1月30日金曜日

【Red Bull Racing Renault RB6製作記】ノーズ、コックピット、カウリング、ウィング【その3】

こんばんは「しん三等兵」です

先週末、資材を購入し、プラモ作業用スペースの設備改善をしました


すごい!整理したはずなのに整理されてる感じがしない!不思議!
塗装ブース周辺なんかカオスですね・・・そのうちハニカムも替えなきゃなぁ

さて、新しい環境になったところで、Red Bull Racing Renault RB6製作開始です

ついにボディの塗装に入ります
今回の塗装は以下の通りの工程です
正確にはプラの上にサフを噴いて、クリア前にシールを張りますが大体こんな感じで、青を仕上げていきます

まずはサフから
なのですが、
作業中に写真をとり忘れました・・・
しばらくは文のみでの解説です・・・本っっ当に申し訳ありません!!!

今回使用したサフは「タミヤ ファインサーフェイサー ホワイト」
名前のまんま、白色サフです
ただし、裏地と最終的に黒色になる部分は「Mr,フィニッシングサーフェイサー1500ブラック」を使用しました

白サフの遮光性では心もとない事と、黒の発色を考えての判断でしたが、これが地獄の入り口でした

※ここから若干ややこしい説明になります。あしからず

まず、裏地と黒部分ににささっと黒サフを塗り、黒部分のサフ保護のためにマスキングを行います
マスキングテープを切り貼りしながら、隙間なく黒部分を埋めていきます

マスキング完了後、白サフを噴き付け
この時点で塗装面に異常がないかを確認します

次に、黄色部分のために白サフ保護のマスキング(二回目)を行います
黄色部分は曲線による塗りわけが4箇所と直線塗りわけが1箇所です

明日キング後塗装、塗装が乾いたら白サフ保護のマスキングをはがします(ここは写真ありました)

今度は黄色部分保護のためにマスキング(三回目)をします

マスキング完了後、青(ベースカラー)を噴き付けます
ここからが本番
本塗装のからは、仕上がりに大きく影響を及ぼすので慎重に塗っていきます
カウリングを例に塗装手順を紹介します

 
まずはパーツのエッジと、逆に谷になっている部分に噴き付けていきます
こういう部分は普通に噴き付けた場合、塗料が乗りにくいためあらかじめ塗っておいてしまいます
(エアブラシで細噴き)
 
 
徐々に白い部分を埋めていき・・・
 

最終的にはツヤも意識して仕上げます

さて、ここまで完了したら、次はパールを塗装するのですが、現在の作業はここまでです

パール塗装後黒部分塗装のためにマスキングをはがして青、黄色部分保護のマスキング(四回目)をします

マスキング作業は細かい上にきっちりやらないと塗料がにじみ出す危険があるので神経を使います・・・
先週~今週はほとんどマスキングに時間を費やしていた気がします・・・
車関係に限らず、プラモデルの塗装にマスキングはつき物ですが、流石に疲れました・・・

てなわけで今週はここまで

来週からはパール塗装とデカール貼りをやります



2015年1月17日土曜日

【Red Bull Racing Renault RB6製作記】ノーズ、コックピット、カウリング【その2】

こんばんは「しん三等兵」です

骨折も徐々に回復し、今ではギブスも取れました
ようやくプラモデル製作に戻れます(^^)

ところでこのブログなのですが、閲覧数はもちろんの事、閲覧者のOSやブラウザを傾向として確認する事が可能なのですが(当然、個人を特定することができるような情報はわかりませんのでご安心を)、閲覧者がどこの国からアクセスしたかも確認できます。

この間、たまたま確認してみましたところ、からの閲覧履歴がありました

いや、どうしてこのブログ見たんだろう・・・不思議だ・・・
ちょっと理由を聞いてみたい(笑)

さて、とにもかくにもRed Bull Racing Renault RB6製作開始です

まずは、説明書の工程を無視してボディ関係から手を付けます

なぜボディからかと言いますと、塗料の乾燥に時間がかかるからです
特に今回のようなツヤ仕上げの場合はリターダー(塗料の乾燥を遅くする薬剤)を添加しますので、乾燥には一回の塗装につき、丸3日かかります

乾燥中、何もしないのもなんなので、その間にエンジンや足回りなどを進めます

そのためにもまず、ボディを塗装できる状態にしていきます

青いランナーのパーツを片っ端からちょん切ってゆき、すべてのゲートを処理します
(ギブス装着時にはこの作業をやっていましたが、怪我が増えるかと思うような恐怖体験を何回もしました・・・刃物を使う際は万全を喫してください)



さてさて、最初はボディのPL処理を行っていきます

PLとは、パーティングラインのことでプラスチック成形ではほぼ間違いなくできてしまうパーツ上の凸線の事です。

多くのパーツはエッジやモールドなどに沿わせてうまくごまかしていますが、時にはパーツの表面上に入ってしまっている場合があります。これを紙やすり(400番)で落としていきます

ちなみに今回のRed Bull Racing Renault RB6のキットのボディーに入っている絶対に処理の必要のあるPLはコックピットパーツのVノーズの左右両頂点から両側面にそれぞれ入っている2本だけです
ちなみにPL処理はモールドや塗りわけ線を消さないように注意さえすれば、特に技術のいる作業ではありません



それが終わったら次は組み立てなのですが、今回は継ぎ目消しが必要なパーツがありますので、組み立てつつ継ぎ目消し処理をしていきます

継ぎ目消しとは、二つ以上のパーツを接着したときにできる境目を目立たなくする・消してしまう作業です
今回はムニュ出し法パテ埋め法を併用していきます

ノーズ部を例にします
ノーズ部は4つのパーツで形成されますが、これを瞬間接着剤で接着していきます
写真のようにちょっと豪快にムニュっとはみ出すくらいに接着
今回使った瞬着は「黒い瞬着(WAVE)」、接着箇所がわかりやすくて継ぎ目けしにはぴったりです

そして、はみ出した部分をナイフと紙やすり(400番)で盛り上がった部分を削いで平滑にしていきます
さらにこの上からサフを噴いて表面処理をすれば完成です
この時点で気になる隙間が残っていた場合、パテで埋めていきます
パテで埋めた場合もヤスリをかけて表面を平滑にしていきます

各パーツ、継ぎ目消し
ちなみに、カウリングの裏は本来は「X-11 クロームシルバー」が指定されていますが、今回は「MR.COLLOR メッキシルバーNEXT」を塗布しました
・・・やっぱりこの塗料すげぇな
・・・・なんてえげつない輝き(?)なんだ

というわけで、本作ではすべてのクロームシルバーをメッキシルバーNEXTに置換します


この時点で結構やすりをかけてきましたので、削りすぎの不具合が出ていないか、仮組みして確認していきます
(接合にはマスキングテープを使用)
問題なさそうですね

・・・って言うか、デカイな(23cm)
すでに前作(ランボルギーニ ヴェネーノ)を超えているんですが・・・


とりあえず今回はここまで
次回は塗装に入ります

あと、なんか感想・意見・質問あったら気軽にコメください

よろしくおねがいします

2015年1月10日土曜日

【番外編】プラモ製作のすすめ【道具】

どうも「しん三等兵」です

年始早々の怪我は剝離骨折(不完全骨折)と判明しました
全治2週間だそうですorz

そんなわけで、プラモ製作が思うようにいっていません(ゆっくり進めてはいます)

ですので今回は番外編としていつも使っているプラモ製作用道具の紹介をします

まずは基本ツール

左上から精密ニッパー汎用ニッパー
よく、ニッパーの代用品に爪切りを使うって言う話を聞きますが、絶対的にニッパーの方が使いやすいので、一本以上は持っていたいですよね(模型店・ホームセンターで購入可能)

黄色い柄の刃物はデザインナイフ
簡単に言いますと、ペンのように持って使うことのできるナイフです
パーツの切り出し、仕上げ、デカールの切り出しなど、プラモ製作では通常のカッターナイフよりも使いやすいです
刃を追って使うのではなく、替えていく方式で切れ味を維持します(模型店・ホームセンターで購入可能)

デザインナイフの隣、三本の鉄やすりは先尖り、平、半月の三種類
この三種類以外にも持っていますが、結局、よく使うのはこの三種類
(模型店・ホームセンターで購入可能)

その隣、銀色の棒は調色スティック
主に塗料の攪拌や、塗料原液をビンから取り出すのに使います(模型店・ホームセンターで購入可能)

二本のピンセットはストレートと鶴首
デカール貼りや、小さなパーツの組み付けなんかにも使います
この二本、片方持っていればいいように思いますが、意外と住み分けができています(笑)
(模型店・ホームセンターで購入可能)

 
 
ここから先はほぼ塗装用品です
 
一番上はマスキングテープ
左から、幅18m、10mm、5mmと、10mm用のホルダー
ケチらずに使うのが基本なだけに、ストックがないと不安になる一品、見つけたら即買い(笑)
(模型店・ホームセンターで購入可能)
 
下は各種筆
白い柄の筆は獣毛、黒い柄の筆は化繊です
獣毛の筆は、長く使っていると染まってしまうので、各色系統毎に筆を替えます(獣毛は安いので買い置きも常備)
(模型店・ホームセンターで購入可能)
化繊の筆のうち、下の二本は面相筆で、一番細いので存在感がありませんが、これが一番重要になります(プラモの筆塗りなんて、細かいのが当たり前なので、一番使用頻度が高いです)
(模型店で購入可能)
 
塗装用のツカミ手です
今数えたら39本ありました(笑)
これにパーツを持たせて噴き付けとそうをします
(手が汚れない!)
代用品として、目玉クリップがあります(オススメ)
(模型店で購入可能)


その他各種塗装関係
(すべて模型店で購入可能)

左端:薄め液(油性アクリル塗料用溶剤)
左二番目:レベリング薄め液油性アクリル塗料エアブラシ調整用溶剤)
レベリング薄め液を使うと、通常の薄め液よりも乾燥時間が延びるので、エアブラシ塗装後につや消し塗料が白っぽくなってしまうのを防いだり、つや塗料のつやを綺麗に出しやすくなったりという効果が得られます
通常の薄め液は、エアブラシの洗浄や、乾燥時間の調整に使ってます

左三番目:エナメル塗料用溶剤
左四番目:水性アクリル用溶剤
エナメル溶剤は、意外と出番が多いですが、水性アクリルは・・・

左五番目:塗料皿
主にエナメル塗料の調整用です
ほぼ使い捨て

右三番目:グレーサフ
右二番目:ホワイトサフ
右端:ブラックサフ
表面処理剤兼下地剤(小さな傷の補修と、塗料の乗りをよくするための足つけ)
各色、最終的な仕上がり色に合わせて使用します


エアブラシ用の塗装ブース、エアブラシ用のエアレギュレーター、エアブラシスタンド
エアブラシ(ハンドピース)
上が0.3mm口径(ダブルアクション)、下が0.2mm口径(ダブルアクション)
シングルアクションは持っていません(なんとなく)(シングル・ダブルの違いについては希望があれば説明します)
プラモ塗装の行き着くところはやはりエアブラシです。非常に便利&面白いです!


以上、一部でしたがご紹介してみました
ただ、これが無いとプラモが作れないと言うわけではありません
まずはニッパーとヤスリでいいと思います(高くないです)
皆さんも是非、プラモ作り始めてみませんか??

2015年1月4日日曜日

【Red Bull Racing Renault RB6製作記】経緯、計画【その1】

どうも、「しん三等兵」です

あけましておめでとうございます(2015.1.4)
本年もよろしくお願いいたします

この正月ですが、高校時代の部活仲間と群馬県某所でスノーボード初体験してきました
とても面白かったのですが、新年早々右手を怪我してしまいました
仕事にしても、プラモデル製作にしても少なからず影響が出そうです・・・前途多難ですね(泣)

なので今回作るキット、作ることになった経緯、製作に当たっての計画について書いていくことにします

さて、新年一発目は予てより計画していた
「Red Bull Racing Renault RB6 /(タミヤ模型 1/20 GPシリーズ)」を作っていきます


実はF1のプラモデルは初挑戦です
と言いますか、あえて避けてきました・・・理由は

①デカールシールの量(大量、めんどくさい)
②F1などのレースをあまり見ない(全く見ないわけではないけど、思い入れがない)
③通常のスポーツカーのプラモデルよりも値段が高い

などなど
しかし、そんな理由があるにも関わらず作ることになった理由は、うちの兄からの製作依頼でした

模型制作のための設備のことを考えると、兄の住んでいる部屋では本格的な製作ができないとの事で、私に白羽の矢が立ちました
今後のためにデカールシールへの苦手意識克服しよう!と言う事で理由①を、「兄のため」と言う事で理由②を、「キット代は兄持ち」と言う事で理由③をクリアし、今回の案件を引き受けました

ただ、兄がとんでもないことをさらっと言っていました


「出来上がったら、会社のデスクに飾ろうかな?」


兄上は何を言っているんだ

ミルコ・クロコップさんもビックリだよ!

ただ、キット代を出資してもらった以上は私も腹をくくりました
今持つ技術を総動員して、他人が見ても恥ずかしくないレベルの自己最高傑作を作ります


と言うわけでとりあえず、兄からの依頼内容と、課題の確認します

(以下、兄からの依頼内容)
①ボディはテロッテロのツヤで仕上げる
②車体はセバスチャン・ベッテル仕様
 (以下、今回の自己課題)
③ボディカラーの調合
④デカールの処理、仕上げ
⑤カーボンパターンの表現

①はカーモデルの製作時にいつもやっていることですし、②は付属シールの張替えだけですので、特に問題にしません

③については、サンプルを数種類作成し、兄本人に確認してもらいながらイメージに近い色を探していく予定です

④は最大の難問・・・90枚位のデカールシールを貼り付けていき、境目を処理、その上でボディをツヤ塗装します

⑤については、実は悩み中
カーボンパターンをシールで表現するか、塗装で表現するか・・・
直前まで考えることにします

以上の計画を元に、必要だと思ったものをちょっとだけ紹介


研磨材の「ラプロス」とカーボンパターンシールです

ラプロスは非常に目が細かく柔軟性の高い研磨材で、今回のような複雑な形状のキットのツヤだし研磨に最適との事だったので、初めてですが買ってみました

カーボンパターンシールは、とても薄い伸縮性のあるビニール製シールにカーボンパターンが若干立体的に印刷されたシールで、細かいところにも追従・密着します
表面はこんな感じ
前回、別のプラモに使用した残りがあったので引っ張り出してきました


手の怪我の件もありますので、今日は計画だけで終了
前途多難ではありますが、がんばっていきますので、完成までお付き合いお願いします