2016年9月28日水曜日

【劇場版機動戦士ガンダム00/ダブルオークアンタ製作記】

こんばんは「しん三等兵」です

・・・書き出しのネタが本気でないです
いや、無いなら無いでいいんでしょうけど・・・

まぁ、仕方ないので早々に始めます

今回は「RG(リアルグレード) /ダブルオークアンタ(バンダイ 1/144)」を作っていきます


学生時代の友人と飲んだ時に製作依頼が来ました

・・・製作依頼というよりは、その場のノリで作ることになった完全に今年の予定になかった飛び入りです

まぁ、塗料代とキット代は向こう持ちで、自由裁量でやっていい、納期を設定しないとのことで特にこちらにマイナス要素はないので、気軽にいこう!と思っていました


しかし、まさかあんなことになるとは・・・


閑話休題

早速製作開始
(今回は課題を設定せず、適当に思うままに気楽にいきます)

まずフレームの組み立て

なんの捻りもなく、説明書通りです
RGの特徴として、どのキットもこのフレームから組み立てさせられるようです

「させられるよう」というのは、実は私、RGは初製作なのです
前々からやってみようとは思っていたのですが、如何せん、キットが高くて中々手が出ませんでした
だから今回はいい機会だったのかも知らませんね(笑)

あ、グリーンのクリアーパーツには予定にはありませんでしたが面白そうなので蛍光グリーン→偏光パール(ブルーグリーン)→クリアーの塗装をしました
偏光塗料は以前に【アストンマーティン/DBS製作記】ボディ(下地~マジョーラ~研ぎ出し)【その1】 の時に使いましたが、今回は違うメーカー(ガイアノーツ)から発売されたリーズナブルなものがありましたので、それを使用しました

これはこの後、GN粒子の表現にも使いました

では、フレームができたところで装甲に行きます

・・・ここで、ただ塗るだけでは面白くないのでちょっとその場の思い付きで工夫しました
白いパーツはグレー→ホワイト→フラットクリアーの塗装をしました
グレーの下地を作り、ホワイトでグラデーション・・・いわゆるMAX塗りです

グレーでベタ塗したパーツの縁から端を塗り残しつつ中心に向かってホワイトを吹きます
その後、くっきりしすぎないようにホワイトのフィルターを薄く全体にかけて出来上がりです



こんな感じに、陰影が着いたように見え、パーツが重く見えるようになります

そんな感じで、青、赤にも予定にはない数色のグラデーションを入れることに


赤は相変わらずのプレミアムレッドです
発色いいですねーこの赤は

赤部分のグラデーションはプレミアムレッドの隠ぺい力の弱さ(透過度)を利用してグラデーションしました
グレー→ピンク→プレミアムレッド→フラットクリアーで塗装
グレーのベタ塗にピンクでグラデーションを行い、プレミアムレッドでフィルターしてフラットでフィニッシュしてあります
こんな感じに、いろいろ遊べるのがこの塗料の一番の面白さかもしれません(笑)

乾いたら組み立てて完成!!







うん!上々の出来!!
グラデーションもいい具合です
まぁ、強いて言えば青が暗くなりすぎたことぐらいでしょうか?

いやー満足満足








・・・・で、出来上がってから気づいてしまったのです
遊びすぎてしまって当初の計画以上に塗装費用がかかってしまった事に

友人から預かった塗料は4色、今回使った塗料・・・・なんと12色
三倍!

いやー・・・自分の持ち出しでここまでやってしまったのはちょっと失敗かな?(笑)
(もともと、使いどころに迷ってた塗料や、余った塗料の再利用なのでよしとすることにします(
ただし、プレミアムレッド以外))


実は、次作は既に完成しています(爆)
近々upしますのでこうご期待

ではまたいずれ







2016年7月13日水曜日

【ポルシェ/カレラGT製作記】

こんばんは「しん三等兵」です

【YAMAHA/V-MAX製作記】 で最後に言っていた「すでに完成している次回作」ですが、今回はそれの製作記ではありません
なんとなく書く気が起きないのでまだしばらく書きません
気が向いたらそのうち書くかも(笑)


さて、今回は「ポルシェ/カレラGT (田宮模型 1/24)」を作っていきます


実は今回も兄からの製作依頼です
今回で二回目
兄の手元に行く私のプラモは三台目になりますか・・・

今度こそは会社のデスクに飾ってもらおうじゃないか(笑)

とりあえず恒例の、今回の課題確認です

◎Ex-蛍光クリアーの実験
はい、実験台になっていただきます(爆)
まぁ、兄本人には了解を得ていますから大丈夫です
(半強制みたいな許可の取り方でしたが・・・)

この蛍光クリアーですが、実はあまりネット上の評判はよくありません
そのレビューのほとんどは「効果を実感できない」というものでした
完成後のキットを卓上に並べた写真をアップして「普通のクリアーと何が違うのかわからない」と

私が考えるに、この塗料の真価は「紫外光の下」に晒す事だと思います
蛍光色は紫外線に反応して発色する色です(くわしくはwikiへ)
つまり、LEDの卓上ライトの下では効果は期待できないのです

この塗料が狙っているのは、箱絵のような青光りだと思います
つまり、光に当たった時に光る独特な輝きです

今回はそれを狙ってボディの塗装を行います

では早速、作業開始

まずはPL処理から





このマジックペンでのPL確認も恒例になりましたね(笑)
忘れがちなのはこのサイドミラーの内側のPLです
まぁ、気にしなければそれでもよさそうな場所ですが、一応

600番の紙やすりでゴリゴリと

あと、ボディサイド、ドアとサイドシル周辺の継ぎ目けしも行いました



例によって黒井舜着で盛りめに接着して・・・


400番の紙やすりでゴリゴリやってやりました
目立たない場所なので、妥協してもいいって人はやらなくてもいいと思います

あ、ついでに、鼻先のエンブレム部分ですが、シールのガイドに凹モールドがありましたが、実車は平面だったのでパテで埋めました
一応、シール位置がわからなくなると困るので、針で小さくポンチは打っておきました
(写真撮り忘れ)

次はサフ吹き


継ぎ目けし、バッチリ成功です

今回はガイアノーツのサーフェイサーエヴォ ブラックを使いました
思ったより使い勝手が良かったので、今後はこちらに切り替えていきます

次、下地塗装

今回は、上塗りはシルバーの予定なのでグロスのブラックの下地塗装です
特になんのこともなく、クレオスの黒です

工程多いのでどんどん行きます
次、本塗装

使ったのは以前、【メルセデスベンツ/300SL製作記】 で使ったガイアノーツのブライトシルバー
最近、ガイアノーツばっかり使ってる気がします


乾いたら次工程
蛍光クリアー

メインディッシュの蛍光クリアーですが・・・
LEDライトの下ではこんなもんです

それが紫外光下では

こうなります
ちょっと青すぎましたね
LEDライトの下で作業した結果、塗りすぎました
ま、いいか・・・兄貴からの製作依頼で、俺のもんじゃないし


はい、次!次!
クリアー

いつも通り、クリアーはガイアのEx-クリアー
前回同様、速乾→リターダー添加の順で塗り重ねて、完全乾燥に三日かけました

その間に内装とエンジン、足回り、シャーシ塗装を進めます



ほとんどがセミグロスブラックとフラットアルミの指定でした
(内装色は三種類用意されていましたが、兄のリクエストはブラックでした)
S笑みグロスブラックはクレオスの物を使用、フラットアルミはブライトシルバーにガイアノーツのEx-フラットクリアーを上塗りしました





内装のシルバーはチタンシルバーが支持されていますが、今回はガイアノーツのスターブライトジュラルミンに置き換えました
これは面白い色合いの塗料なので、今後も重宝しそう

乾いたら組み付け



あ、ブレーキキャリパーの金は兄の趣味です
「嫌いだから黄色と赤は使うな」とのご注文なので、黄色いはずのキャリパーは金になりました・・・

あ、そうそう
シャーシにはM3のナットが仕込んであります

これは、完成後に保管用のケースに固定するためです
タミヤの模型にはたまにこういう親切モールドがあったりします

ボディが乾いたら研ぎ出しを始めます


ラプロス6000番→ラプロス8000番→コンパウンド(細目)→コンパウンド(仕上げ目)
特に何もなく、いつも通りです(研ぎ出しのこうていについてはこちら

そしてついに、すべてのパーツを組み上げて
完成






はい、今回はオープンカーでしたので、ルーフは接着しませんでした

まぁ、あんまり接着する意味もありませんし、内装が見えやすくていいかと


では、今回の課題確認です

◎Ex-蛍光クリアーの実験
実験は成功、ただし青すぎる(笑)
ちゃんと青さを確認できるように紫外光の下で塗装しなければいけない塗料だということがよくわかりました


さて、次回ですがちょっと車を離れます

こうご期待



ではまた、そのうち







2016年6月5日日曜日

【YAMAHA/V-MAX製作記】

こんばんは「しん三等兵」です

職場では、クーラーをつける・つけないで冷え性のおばちゃんと闘ってます
そのうち干からびてしまうかもしれません(ちなみに、去年は暑さのあまり鼻血が吹き出ました、一昨年は熱中症でぶっ倒れてます)

皆さんも十分に気を付けてください

さて、今回は「YAMAHA/V-MAX(青島文化教材社/ 1/12)」を作っていきます

兄からの誕プレ第二弾で、自身初のバイクプラモです

第一弾がメルセデス/300SLで、第二弾がV-MAX・・・
勘のいい人は気がつくかも知れませんが、この二台はアニメFate/Zeroに登場し、活躍しています

ちなみにこのV-MAX、作中ではえらいことになっているので、確認したい方はどうぞ
(これはこれでかっこいいですが)

兄の思惑としては、この二台を実際に並べているところを見てみたかったのじゃないのかなぁと(まぁ、実車ではほぼ不可能なのでプラモでってことなんでしょう)


さて、まずは恒例の課題確認です

①バイクプラモの基本を押さえる
たかだか一台作った程度で極意が理解できるとは思ってませんので、とりあえずは車プラモのノウハウを使って車との違いを確認しつつ必要なことを探ります

②メッキ表現の質感向上
クレオスのメッキシルバーネクストを今までも多用してきましたが、今後のことも考えてメッキシルバーネクストの質感の限界に挑みます


では、製作開始

とりあえず、今回は説明書通りの工程で組んでいきます
まずはフロントフォーク周辺

ホイールとキャリパー、フロントカウルです
最終的に黒の部品は直でクレオスのブラックを塗り、ガイアのEx-クリアーで仕上げてます



フロントフォーク、ブリッジ、ブレーキディスクです
メッキシルバーネクストの使用にあたって、全力を出しました

ブラックで塗装後、Ex-クリアーで艶をだし、そのあとにメッキシルバー
黒の塗装で十分な艶が出ていればクリアーはいらないと思いますが、万全を期すならクリアーを吹いた方がいいと思います
その成果もあって、いい感じの金属感です
(顔料系の塗料はそのままの意味で顔料が入っているわけなので、艶を求めてもクリアーには敵いません)

メッキシルバーの吹き方としては、圧力を0.05MPa弱にし(普段が0.06~0.07なので、相当に弱いです)、トリガーはあまり引かずに薄く吹き、一噴きごとに塗膜を休ませながら色合い(輝き)を確認します
(別にレギュレーターに校正をかけているわけではないの目盛がどこまで正確なのかはわかりませんから、もし、メッキシルバーを使う方はあくまでも参考程度にしてください)



エンジンです
シルバー部分の表現は、ガイアのブライトシルバーにEx-フラットクリアーでトップコートしています
実車のこの部分の質感を確認できなかったので、これが正しいのかわかりませんが、普通に考えたらアルミの鋳物ではないかと思います(削り出しの可能性も捨てきれませんが・・・)
この辺はバイクに乗ったことのない弱みですね

しかし、エンジンでかいですね・・・
流石は当時の最強バイクの一角
車のプラモばかり作っていたので、スケールがちがうとこんなにも感じ方が変わるもんかとびっくりしました


 フレーム関係の塗装です
フラットブラック、セミグロスブラック・・・(シルバーの下地はブラック)
今回は本当に真っ黒な作品になりました(笑)


 フレームonエンジン
一気にバイクらしくなって、モチベーション急上昇!



リア回りと装飾品・小物の塗装です
 こちらは主にシルバー塗装が中心です

装飾品関係は特に目につくので、しっかりペーパー掛けから、黒サフ、黒と、正規の手順で下地を作っています
メッキシルバーに関しては、こちらもEx-クリアーでコートしてから吹いています

そして、組み上げて完成です




 そういえば、マフラー関係の写真が一枚もなかったな・・・多分、撮り忘れたのでしょう・・・
(継ぎ目けしを行って、黒とクリアで下地をつくってメッキシルバーを吹いています)

さて、課題達成評価です

①バイクプラモの基本を押さえる
思いのほか、車プラモの技術がそのまま使えます
何か特別なことは必要ではないようなので、後はバイクの知識だけですね(笑

②メッキ表現の質感向上
今回は全力でメッキシルバーネクストと向き合ったわけですが、今までよりはいい感じに使えてる気がします
とにかく薄く吹くこと、一気に吹かないこと、下地の艶を限界まで高めること
 この辺りが重要な様です


 とりあえず初めてのバイクプラモで完成までこぎつけました
まだまだ作りは荒いですが・・・
また機会があればバイクに再挑戦したいですね

そして次作ですが・・・実はこの製作記を書いている段階で既に完成しています(爆)
そういうわけで近々更新しますので少々お待ちを


ではまた